4年 社会科「水道出前講座」
6月21日(水)、4年の社会科の時間に、高岡市上下水道局から3名をお招きし、「水道出前講座」を行いました。
最初に、「何年も前に自分が飲んだ水が今蛇口から出ているかもしれない」という水の循環の話から、「限りある資源である水をどのようにしてきれいな水道水になるか」「飲食や生活で汚された水をどのように浄化して川や海に戻しているか」ということについて短時間で分かりやすく教えていただきました。
上下水道の概要を理解した後、次に実際の水道水の作り方を実習しました。
古城公園のお掘から汲んできた水にPACと呼ばれる薬品を数㎖投入し、30回かき混ぜると細かかった汚れが次第に大きな粒にまとまって沈んできました。それをろ紙に通すと見た目では水道水と変わらないほどきれいな水が出てきました。
最後の質問コーナーでは、「浄水場ではどのくらいの時間働いているのですか」という質問があり、「24時間です」という答えにどよめきが上がりました。「ずっと見ているわけにはいかないので、機械を使って必要な時だけ知らせるようになっています」という補足に、子供たちは自動化で働く人の省力化をしながら、同時に水道の安全性を確保していることを知り、感心していました。
上下水道の概要を確認し、実習で水をきれいにする仕組を体験できた貴重な1時間でした。
高岡市上下水道局のみなさま、ありがとうございました。