4学年

4年 社会「郷土の伝統・文化と先人のはたらき」

 10月6日(金)4年生が社会科の授業でサイフォンの実験を行いました。
 郷土の偉人である椎名道三が十二貫野台地を拓いた際に、石で作ったパイプで水道管を作り、地形に合わせて水を引くためにサイフォンの仕組を使ったという記述がありました。そこで、子供たちは下八ケ用水を見学したときに答野島にサイフォンがあったことを思い出し、「どういうことなのか実験したい」ということで準備しました。

 水で満たした管の出口を入口より下げることで勢いよく流れだすことを確認し、上の水槽が空になると歓声が上がりました。何度も実験を繰り返す中で、水の通管の中に空気が入るとうまく流れないことや出口さえ上の水槽より低い位置にあれば、途中の管をかなり上下させてもちゃんと水が出ることなどを発見しました。このような仕組を使って用水を作り、農地を拡大した先人の知恵のすばらしさに感動していました。

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